講師ブログ

2017/07/24

埼玉全国舞踊コンクール

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今年の埼玉コンクールに、中学2年生になる生徒さんが1人出場しました。真っ直ぐに一生懸命に練習に励んできました。初めてのコンクール、当日は他の出場者の方々の迫力に圧倒されたようです。休憩時の舞台練習では、大人数の中、バシバシ足を上げて、グルングルン回っている方々の中で、最初はついつい譲りながら小さく練習していましたが、少しずつ慣れてきてピルエットもしっかり確認、場当たりもしっかり出来ました。性格がとても温厚で優しい子なので、その雰囲気にかなり圧倒されたようです。こういう場では人をかき分けて自分を前に前に出していかなくては何も出来ません。それが正しいのかどうかは分かりませんが、競争社会でやっていくにはこういう強さも必要なのですね。私も争いを嫌う彼女の思いが分かるので、そういう中で舞台練習を必死に頑張っている彼女を心の中で頑張れー頑張れーと応援していました。舞台練習が終わり、出場番号が近づくにつれて、緊張感が高まっていく中で、出場者も上手な子も一杯いるけど、あなたの番のその2分間はあなたのための時間だからね。思いっきり踊っておいで!と彼女を舞台に送り出しました。落ち着いて、しっかり踊ることが出来たと思います。帰ってきた彼女は「緊張したけど、幸せだった」と話してくれました。そして「もっと上手になりたいと強く思った」と。それを聞いてとても嬉しかったし、彼女にとって本当に良い経験が出来たのだと確信しました。

私も20年程前に埼玉コンクールに出場しました。ゆうきみほ先生にご指導頂き、タンバリンエスメを踊りました。偶然コンクール前日にバレエ団にヤンヤンタンがいらっしゃって、幸運にも目の前でタンバリンエスメを踊っているのを見ることが出来、そのイメージを持ってコンクールに行くことが出来ました。私自身の踊りはまだまだ荒削りでとにかく必死、舞台前はもちろん、予選を踊り終わった後もずっと舞台袖の練習場で練習していました。あの子はもう踊り終わったのに何やってんだ?と言われながら。何かに取り憑かれたかのように、決戦では予選で上手く出来なかったところを何が何でも成功するんだという一心で(まだ予選通過するかもその時点では分かってなかったのに)。そして決戦では執念で成功させ、全く狙っていなかった2位という入賞まで。私自身信じられませんでした。先生も驚き、「奈美ちゃんはこれからもっと上手にならなきゃいけないのに、先に賞貰っちゃって」という感想を頂きました。

埼玉コンクール、あの頃は必死必死であまり周りを見ていなかったですが、今回、客観的にコンクールを見て、本当にレベルが高く、どの方も上手で驚いたというのが、今回のコンクールを見た感想です。