初めての方へ

はじめまして。講師の柄本奈美と申します。
バレエスタジオ・ベルのホームページをご覧頂きありがとうございます。

これからバレエを習いたいとお考えの方へ
私自身が経験してきたバレエについて、こちらでお話しさせてください。
少しでもバレエを知るきっかけとなっていただければ幸いです。

バレエを始めたきっかけは

小学1年生の頃、母に連れられて、
地元のカルチャースクールのバレエのクラスを見学に行きました。
そこに当時の牧阿佐美バレエ団のプリマバレリーナ・草刈民代さんが教えにいらしていました。
6歳の私はバレエを見るのはもちろん初めてでしたし、
バレエというものを全く知りませんでしたが、
バレエのレッスンを一通り見学した後、
自ら母に「バレエをやりたい」とお願いしました。

生まれて初めて見た本格的なバレエの舞台は
「白鳥の湖」全幕で、子供ながらに深く感動したことを覚えています。

バレエの楽しさとは

私が思う、私にとってのバレエの楽しさですが、
それは、美しい音楽に合わせて身体を動かすことです。
そして、バレエは決まった一つ一つの正しいポジション
(手や足の位置、身体の角度等)があるので、
ただ動くのではなく、その決まり事を守って動く・踊ること。

その正しい動き・ポジションを習得するために
何度も繰り返し練習すること。

出来なかったものが出来るようになった時の喜びは、
何事にも変えられない喜びです。

牧阿佐美先生が、バレエダンサーの身体は楽器だと教えてくださいました。
よい音を出すためには、楽器の手入れはかかせない、身体も同じこと。

正しくない動き・ポジションは音程を外すのと同じこと。
だから「正しい動き・ポジションを身に付けられるように」
=「身体が美しい音楽を奏でられるように」自分なりに練習を重ねてきました。

私は、子供の頃はおとなしく控えめな性格でした。

そんな私が、バレエを通してなら自分自身を思い切り表現することが出来ました。

人数の多いバレエクラスの時は、何とか先生に注意をもらいたくて、
おとなしかったのがうそのように、
前に前にと出て行き、自分をアピールするようになっていました。

もっと上手になるにはどうしたらいいだろう?
憧れの先輩や、舞台で活躍しているバレリーナのようになりたくて、
劇場に通ったり、彼女たちが踊っているビデオテープを
擦り切れるまで何度も繰り返し見たりして、我武者羅に研究しました。

バレエ団に入団してからは、
先輩方の素晴らしい踊りを間近で見られることや、
毎日一日中バレエのレッスンをしていられることが嬉しくてたまりませんでした。

普段のレッスンから、舞台のリハーサル、
舞台本番、また舞台鑑賞まで、バレエの全てが楽しかったのです。

私は、そんな風にバレエと関わってきました。

辛かったことは

長年バレエをやっていくうちに、
壁には何度もぶつかりました。

バレエが自分には向いていないのではないかと
悩んだ時期もあったし、
周囲と比べてしまって自分が劣っていると感じて
辛くなることもありました。

どんなに頑張っても、
どうあがいても上手くいかなくて、
バレエを辞めようと思ったことも。

しかし、実際バレエから少し離れてみたら
もっと辛くて、
やはり自分はバレエがやりたいのだとはっきりと思ったのです。

「自分の責任において今の自分がある」と、
その時、しっかりと自覚することが出来ました。

それからは、何とかどん底から這い上がりたくて、
舞台でもう一度バレエを踊りたくて、
とにかく練習・練習の日々を過ごしました。

また、練習をしていない時も、
バレエの身体を作るためのストレッチ、
筋トレ、食事制限など、
バレエのために良いと思われることは全部行いました。

すると、自ずと結果がついてきてくれたのです。
不思議なくらい、ぐんぐん良い方向に進んでくれました。

何かを成し遂げたいと思った時に、
大げさだけど、全身全霊をかけて取り組めば、
出来ないことはないのだと身を持って学ぶことが出来ました。

こんなこともありました。

慣れないコンテンポラリーダンスがどうしても出来なくて、
ある先生に「出来なければ、紙とペンを用意して、
正の字を書いて100回練習しなさい。
そうすれば神様が助けてくれるから」と言われ、
実際にその通りに正の字を書いて100回、
猛特訓したことがあります。
すると、本当に出来るようになったのです。
100を数える頃には身体中ボロボロでしたが、
身体が自然に動くようになっていました。

踊る立場から教える立場になって

現役ダンサーとして舞台に立っていた頃は、
とにかく必死でした。

いただいた役をどう踊りこなしていくのか、
どうしたらもっと良く踊れるのか、
自分の未熟さと戦いながら、
日々バレエのことで頭が一杯でした。

私は器用にこなすタイプの人間ではなかったので、
回り道も沢山しましたし、
人一倍練習する必要がありました。

そして教える立場となり、
そのような経験がしっかり活かされていると感じています。

生徒一人一人の気持ちを理解し、
一人一人と真摯に向き合っていくことが
とても大切だと常に心に留めています。

教える立場になってから逆に生徒に教わることもあります。
レッスンや発表会で生徒達の楽しそうな笑顔を見ると、
私は嬉しくてたまりません。
生徒の皆さんに喜んでいただけることが
私にとってはこの上ない喜びです。

バレエを習ってどんなことが変わるか

バレエのレッスンでは、頭から手先足先まで全てを使い、
音楽のリズムに合わせて身体を動かし、
頭を使って振り付けを覚え、先生の注意点を聞き、
練習を行っていくため、集中力が向上します。

また、全身を使うので、レッスンが終わる頃には、
身体中がほぐれ、心身ともにすっきりします。
そして、レッスン中ずっと姿勢に気をつけるので、
姿勢が良くなり、身のこなしが優雅になります。

これからバレエを始めようと思っている方へメッセージ

バレエに憧れを持っている子供から大人まで全ての方へ。
バレエは敷居の高いものだと敬遠せず、
まずはバレエとはどんなものなのか、
見学や体験レッスンを通してバレエに触れてみてください。

そこで、「これだ!」と感じたら
是非一歩踏み出してみてください。